美術展巡り51 中村翔大展~タカ・イシイギャラリー京橋~、 仲衿香展~Tokyo 8分~、 オーガスティン・パレデス、小林エリカ、ミヤギフトシ展~YKG ユタカキクタケギャラリー京橋~

11月まで京橋のTODA BUILDING内のギャラリーコンプレックスで開催された3つの個展を紹介します。

TODA BUILDING(京橋)

◆ 中村翔大 ‘青と緑’ 展(タカ・イシイギャラリー京橋)

ベルリンを拠点に活動している1987年山梨県生まれの中村氏の個展 ‘青と緑’ 。このキーワードから連想される人物画、風景画、静物画など具象による新作が展示されました。いずれも淡く落ち着いた色調のトーンで統一された画面からは、時間や空間が静止しているかのような、また鑑賞者の心の隙間に静かに浸透してくるような感覚を受けました。

中村翔大〈青と緑〉,2025 タカ・イシイギャラリー京橋
中村翔大〈青と緑〉,2025 タカ・イシイギャラリー京橋
中村翔大〈青と緑〉,2025 タカ・イシイギャラリー京橋
中村翔大〈青と緑〉,2025 タカ・イシイギャラリー京橋
中村翔大〈青と緑〉,2025 タカ・イシイギャラリー京橋
中村翔大〈青と緑〉,2025 タカ・イシイギャラリー京橋
中村翔大〈青と緑〉,2025 タカ・イシイギャラリー京橋

◆ 仲衿香 ‘鈍化と回復’ 展(Tokyo 8分)

長野県小諸市出身の若手作家で、当Galleryの開廊1周年記念として小品から大作まで展示されました。彼女の作品は数字、記号、文字とモノの形を組み合わせたような抽象作品で、発色のよいアクリル絵具と分厚く塗り重ねたマチエルが視覚に飛び込んできます。都会の現在を表現しているかのような印象でした。

仲衿香〈純化と回復〉,2025 Tokyo8分
仲衿香〈純化と回復〉,2025 Tokyo8分
仲衿香〈純化と回復〉,2025 Tokyo8分
仲衿香〈純化と回復〉,2025 Tokyo8分
仲衿香〈純化と回復〉,2025 Tokyo8分
仲衿香〈純化と回復〉,2025 Tokyo8分
仲衿香〈純化と回復〉,2025 Tokyo8分
仲衿香〈純化と回復〉,2025 Tokyo8分
仲衿香〈純化と回復〉,2025 Tokyo8分

◆ オーガスティン・パレデス、小林エリカ、ミヤギフトシ展(YKG ユタカキクタケギャラリー京橋)

TODA BUILDING内、3階フロアーの奥まった場所にある当Galleryで開催された3人展。本展は3人の各作家によりそれぞれ、 ‘移民、マイノリティ、語られてこなかった感情や記憶など、歴史の片隅で社会的に疎外されてきたパーソナルな視点を詩情と共に掬い上げる’ との解説のとおり、民族、歴史、作家個人の思いを強く感じさせる展示でした。

オーガスティン・パレデス, 小林エリカ, ミヤギフトシ展,2025 YKG京橋
オーガスティン・パレデス, 小林エリカ, ミヤギフトシ展,2025 YKG京橋
オーガスティン・パレデス〈Devotions〉,2025
オーガスティン・パレデス〈In an embrace〉,2025
オーガスティン・パレデス〈Thank you Sorry〉,2023
小林エリカ〈1936ベルリンオリンピック・トーチリレー・ルート〉,2025
小林エリカ〈1940東京オリンピック・聖火リレー・ルート〉,2025
小林エリカ〈1945ナチスドイツから日本へ運ばれようとしたウランのルート〉,2025
小林エリカ〈ドル〉,2024
ミヤギフトシ〈Banner(旗)〉,2025
ミヤギフトシ〈Banner(旗)〉,2025
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