作家紹介18 鴻池朋子 ~ハンターギャザラー~

動物や昆虫など野生の生き物たちをモチーフにした作品や、狼や熊の毛皮を原形で展示するなど ‘森の神話’ の世界を表現する1960年秋田県生まれの現代美術作家 鴻池朋子

オオカミの毛皮,2022「みる誕生 鴻池朋子展」 高松市美術館@TOKYO ART BEAT

彼女のこれまでの主な展覧会タイトルは「インタートラベラ- 神話と遊ぶ人(東京オペラシティアートギャラリー,2009)」「獣の皮を被り 草の編み物(GARLLERY HYUNDAI ソウル,2011)」「東北を開く神話(秋田県立美術館,2012)」「毛皮物語:FUR STORY(リーズ芸術大学,2018)」「ハンターギャザラー(秋田県立近代美術館,2018)」など、原始的で野生の匂いがプンプンしそうなものが大半です。

Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press

人間がかつて狩猟採集民(ハンターギャザラー)として生きてきたという原点を、作品を通じて表現しているように思います。

日本の奥山など 山間地を旅しながら、多くのインスピレーションを自然から受けて作品を生み出しています。展覧会場では、野外を利用して 代表作の ‘皮トンビ’ や‘オオカミのベンチ’ などが展示されています。

皮トンビ,2022 「みる誕生 鴻池朋子展」 高松市美術館@TOKYO ART BEAT
オオカミのベンチ,2024 「鴻池朋子展 メディシン・インフラ」 青森県立美術館@TOKYO ART BEAT

絵画、版画、インスタレーション、映像など表現は多彩で、国内各地でその場所毎に特徴を生かした独自の展示を行っています。

残念ながら 私はこれまで地方で開催されてきた鴻池氏の展覧会を体感することができず、歯がゆい思いをしています(東京アーティゾン美術館のこけら落とし「鴻池朋子 ちゅうがえり展(2019)」もコロナの影響で鑑賞できませんでした)。

険しい山々に囲まれた自然豊かな(鳥獣も沢山いる)山梨県にも展覧会を巡回していただけると嬉しく思います。

Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press

今回は、2018年春に東京都千代田区の ‘3331 Arts Chiyoda(2023年閉館)’ で展示された木彫作品を紹介したいと思います。私のとても好きな作品たちです。

Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
Little fur anger, 2018 Gallery KIDO Press
鴻池朋子展,2018 Gallery KIDO Press(3331 Arts Chiyoda)
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