大阪出身1972年生まれの現代美術家 塩田千春
現在、ベルリンを拠点とし 糸を用いたインスタレーションを中心に、ドローイングや映像作品による大規模な展覧会を世界中で開催しています。
国内では2019年に森美術館で ‘塩田千春展:魂がふるえる’ が開催され、同館の展覧会としてはオープン記念展以来最高の約67万人の入場者数を記録しました。今年2024年も、出身地の大阪中之島美術館で ‘塩田千春 つながる私(アイ)’ が9月から開催されています。



彼女がインスタレーションに用いる素材は ‘糸’
赤や黒の無数の糸を縦横無尽に張り巡らせ空間芸術を演出します。これら糸による作品は、いずれも単体作品というより 連なる細胞同士が相互に連結・連鎖し合う複合体といった感じです。



作品の主題は「人間の生や死」など。糸を操り ‘生命’ そのものを生々しく表現しているように思います。巨大なインスタレーションから小さなドローイングに至るまで、いずれの作品も鑑賞者の魂を揺さぶるほど強烈な印象をもたらすとともに、作品空間からは生死の間を彷徨っているかのような気配すら感じられます。
今回は、2019年に森美術館で開催された展覧会の様子を紹介します。










