富士北麓、梨ヶ原草原へ行って来ました。ここ広大な原野は北富士演習場の地で、一般の人向けの立ち入り日に入山させていただきました。ここを訪れる人は山菜目的か野鳥目的か、おおよそどちらかのようです。

梨ヶ原が探鳥地として有名なのは、希少種(準絶滅危惧種)のオオジシギが飛来する国内でも数少ない地で、‘ディスプレイ’と呼ばれる急降下飛行を見ることができるからだそうです。
長いくちばしを持つ同じシギの仲間 タシギと姿がよく似ていますが、オオジシギは草原などが主な生息地で、5月頃に越冬地のオーストラリアから日本に渡り繁殖するようです。
この日は朝の6時に現地到着。標高1,000mを越える早朝の草原は6月上旬といえどもまだ薄寒く、ひんやりとしていました。
早速、上空彼方でオオジシギの飛行を確認。点にしか見えないと思っていると、ものすごい勢いで急降下。目視でやっと追えるほどの速さで、双眼鏡もカメラもとても追いつけないほどでした。シギがこんな風に飛ぶのかと感心しました。まだ数回しか使ったことのない自前のカメラ。懸命に追うもののファインダーに入ってくれません。日頃、ツバメなどで練習しないと… と痛感しました。
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その後、標高の高い草原が生息地のノビタキやホオアカが梨ヶ原の至るところで見られました。また、カッコウが一定の場所を移動しながら高い木や枯れ枝の先に止まって鳴いており、カエルや虫の鳴き声に似ているウグイス科のコヨシキリもあちらこちらで見られました。さえずりはオオヨシキリより高く濁らない声でした。
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梨ヶ原草原で見られた野鳥は他に、ウグイス、ホオジロ、アカゲラ、コムクドリ、ヒバリ、モズ、キジなどでした。通常は陸上自衛隊の演習が行われている4,600haという途方もない広さの原野をこの日は体感してきました。是非また訪れたいと思います。
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