昨年2023年の夏、千葉市美術館で ‘三沢厚彦ANIMALS/Multi-dimensions展’ が開催されました。展覧会から1年近く経ちますが、動物をモチーフにした昨今話題の現代彫刻家の一大展示 会場の風景を振り返ってみたいと思います。

本展覧会は千葉市美術館の1階ホールおよび8階までの展示フロアすべて使った大がかりなもので、200点を超える彫刻と絵画が紹介されました。
三沢厚彦氏は1961年京都市生まれの木彫家で現代美術作家です。2000年から等身大の動物を木彫にした ‘ANIMALS(アニマルズ)’シリーズを世に出してきました。作品の主役は、楠(クスノキ)で彫られ、油彩で着色された動物や空想の生き物たちです。
木彫作品の多くは等身大以上で、数メートルを超える巨大な作品もありました。これら大きな作品を近くで見ると、無数のノミの痕跡がはっきりと認識でき すべて手で彫られた という実感が湧いてきます。
動物はクマ、トラ、ライオン、チーター、ジャガー、ヒョウ、ネコ、イヌ、ゾウ、キリン、サイ、バク、パンダ、カモシカ、ウサギ、リス、ハツカネズミ、ワシ、ツバメ、ミミズク、サギ、セキレイ、ヤタガラス、ワニ、サメ、カエル、ヤモリ、セミ
空想の生き物は、ペガサス、ユニコーン、フェニックス、キメラ

いずれの作品も、一見 写実的でリアルなようにも 少しデフォルメしているようにも見え、また表情も無表情のようにも 微笑んでいるようにも見え、作者自身が持つ動物たちのイメージをそのまま 楠に投影しているように感じました。作品たちは皆 作者の分身であるように思えます。
今回、作品の撮影可なエリアがクマのセクションだけでしたので、写真による紹介はクマ(熊) オンリーです。











当日は、クマ好きの長男にノートとワッペンをお土産に買って帰りました。
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