美術展巡り7 三沢厚彦展  ~千葉市美術館~

昨年2023年の夏、千葉市美術館で ‘三沢厚彦ANIMALS/Multi-dimensions展’ が開催されました。展覧会から1年近く経ちますが、動物をモチーフにした昨今話題の現代彫刻家の一大展示 会場の風景を振り返ってみたいと思います。

本展覧会は千葉市美術館の1階ホールおよび8階までの展示フロアすべて使った大がかりなもので、200点を超える彫刻と絵画が紹介されました。

三沢厚彦氏は1961年京都市生まれの木彫家で現代美術作家です。2000年から等身大の動物を木彫にした ‘ANIMALS(アニマルズ)’シリーズを世に出してきました。作品の主役は、楠(クスノキ)で彫られ、油彩で着色された動物や空想の生き物たちです。

木彫作品の多くは等身大以上で、数メートルを超える巨大な作品もありました。これら大きな作品を近くで見ると、無数のノミの痕跡がはっきりと認識でき すべて手で彫られた という実感が湧いてきます。

動物はクマ、トラ、ライオン、チーター、ジャガー、ヒョウ、ネコ、イヌ、ゾウ、キリン、サイ、バク、パンダ、カモシカ、ウサギ、リス、ハツカネズミ、ワシ、ツバメ、ミミズク、サギ、セキレイ、ヤタガラス、ワニ、サメ、カエル、ヤモリ、セミ

空想の生き物は、ペガサス、ユニコーン、フェニックス、キメラ

ペガサス,2010

いずれの作品も、一見 写実的でリアルなようにも 少しデフォルメしているようにも見え、また表情も無表情のようにも 微笑んでいるようにも見え、作者自身が持つ動物たちのイメージをそのまま 楠に投影しているように感じました。作品たちは皆 作者の分身であるように思えます。

今回、作品の撮影可なエリアがクマのセクションだけでしたので、写真による紹介はクマ(熊) オンリーです。

クマ(白),2015
クマ(白),2015
クマ(焦げ茶),2016 クマ(茶),2016 クマ(白),2016
スピリットベア,2017 グリズリー,2011 ツキノワグマ,2011
スピリットベア,2017 グリズリー,2011 ツキノワグマ,2011
クマ(白),2022
クマ(黒),2022
スピリットベア,2017
クマ(白),2018
クマ(白),2022
クマ(茶),2022 クマ(白),2022 クマ(白),2022

当日は、クマ好きの長男にノートとワッペンをお土産に買って帰りました。

お土産(ノート)
お土産(ワッペン)
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