毎年夏に訪れている乙女高原に、今年も訪花昆虫を見に出かけました。昨年は7月20日頃から9月にかけて1ヵ月おきに3回訪れましたが、今年は少し時期をずらして8月上旬のお盆前に。


草原には多くの花々が咲き 緑も鮮やかで、この時期が最も夏らしい景色のように感じました。ヒヨドリバナやコオニユリがちょうど満開に。ノハラアザミやマツムシソウは咲き始め。ワレモコウやススキも穂を出し始めていました。


この日は、アサギマダラはもちろん、あまり目にしない小さな昆虫を見つけたいと、遊歩道を3時間ほど散策しました。




蜂類はトラマルハナバチが多く、次いでオオマルハナバチやミツバチなど。アブの仲間はハナアブ類が多く、ヒラタアブ類も。

















チョウ類は、アサギマダラがヒヨドリバナの群生地に沢山舞っていましたが、ヒョウモンチョウ類やタテハチョウ類、キアゲハなどは少なめで、トンボもアキアカネ以外は種類が少なくヤンマ類も見当たりませんでした。

















やはり、何度もまめに訪れないと多くの種を見ることはできないものだと。花とともに昆虫たちの活動ピークも時期毎に異なり、数日違うだけで昆虫種も変わってくるように思いました。









ここ乙女高原には、‘乙女高原ファンクラブ’ という団体があり、メンバー数は1,000人近くにも上るとのこと、大変驚きました(HP参照)。草原は、毎年多くのメンバーにより定期的に整備されています。おかげで、来訪者はいつでも快適かつ安全に遊歩道を散策することができます。植物や昆虫の定期的な調査活動や専門の案内人による観察会も催されているようです。







これほど多くの種類の昆虫や植物を一度に見ることができる場所は珍しく貴重だと思います。ウグイスがさえずる標高1,700mの草原を夏休みに是非訪れてみてはいかがでしょうか。




