7月3日から虎ノ門ヒルズのTOKYO NUDE GALLERY で ‘トニー・アウスラー:技術と霊知のはざま ~魔術、メディア、アート~ 展’ が始まりました。彼の日本初の大規模展覧会です。

トニー・アウスラーは1957年、アメリカ・ニューヨーク州生まれのメディア・アーティスト。
光や音による映像やインスタレーションなど、マルチメディアを駆使した映像を2次元のスクリーンやモニターから飛び出させ、プロジェクションマッピングのように立体や空間に映し出す表現手法を生み出した先駆者です。









ブラウン管を用いた元祖ビデオ映像作家 ‘ナムジュン・パイク’、大スクリーンへのリアル映像表現の ‘ビル・ヴィオラ’ らと比べると、昨今のCGや仮想空間、AI全盛の時代を反映した より現代的(コンテンポラリー)な作品を生み出しているように感じます。
















アウスラーの映像作品は鑑賞するというより空間そのものを体感するといった方がいいかもしれません。来場者に驚きを与えるという点ではアトラクション的なアートと感ずる人もいるのではと思います。






彼の作品は、人間の顔、特に ‘目や口’ など表情や感情に直結する部分をクローズアップさせています。そのため、そのまばゆい光の映像は直感的・感覚的に受け手の胸に刺さってくるような感じがします。随所に心霊、魔術、UFOなど超常現象的な気配も感じ取れ、空想力や好奇心をくすぐられます。

















是非、この夏 高層ステーションビル最上階の広大な(空想)スペースを体感してみて下さい。

