美術展巡り22 抽象の小径 収蔵品展081寺田コレクションより  ~東京オペラシティアートギャラリー~

10月から東京オペラシティアートギャラリーで行われている ‘松谷武判展’ と同時開催の ‘抽象の小径 収蔵品展081 寺田コレクションより’ に立ち寄ったので紹介したいと思います。

抽象の小径,2024 東京オペラシティアートギャラリー

本展は4,000点に及ぶ当美術館の寺田コレクションを、企画展示に合わせて紹介しているものです。戦後活躍した抽象作家のコレクションが多く、特に以前紹介した難波田龍起・史男(作家紹介8)のコレクションは600点以上に及ぶそうです。

難波田龍起〈西方浄土2〉,1976(左) 〈石窟の時間〉,1988(右) 東京オペラシティアートギャラリー蔵
難波田龍起〈群像〉,1970 東京オペラシティアートギャラリー蔵
難波田龍起〈色彩によるデッサン〉,1951 東京オペラシティアートギャラリー蔵
堂本尚郎〈絵画〉,1961 東京オペラシティアートギャラリー蔵
堂本尚郎〈水〉,1988 東京オペラシティアートギャラリー蔵
堂本右美〈Untitled YD-9813〉,1998 (左)〈Untitled YD-9828〉,1998(右) 東京オペラシティアートギャラリー蔵
加納光於〈まなざし 疼く飛沫を辿れ 49〉,1989-90 東京オペラシティアートギャラリー蔵
加納光於〈まなざし 疼く飛沫を辿れ 51〉,1989-90 東京オペラシティアートギャラリー蔵
李禹煥〈点より〉,1978 〈線より〉,1976東京オペラシティアートギャラリー蔵
郭仁植〈Work 86-KK〉,1986 東京オペラシティアートギャラリー蔵

難波田父子の他、堂本尚郎・右美、加納光於、李禹煥、郭仁植など、私の好きな作家作品が数点ずつですが展示されましたので、今回の収蔵品展で紹介された作家作品とあわせて挙げさせていただきます。

瀧口修造〈無題 B-1〉,1961 東京オペラシティアートギャラリー蔵
瀧口修造〈無題 B-6〉,1961 東京オペラシティアートギャラリー蔵
オノサト・トシノブ〈SILK14〉,1968 東京オペラシティアートギャラリー蔵
山口長男〈作品〉,1970年代 東京オペラシティアートギャラリー蔵
山田正亮〈Color P. no50〉,1998 東京オペラシティアートギャラリー蔵
山田正亮〈Color P. no57〉,1998 東京オペラシティアートギャラリー蔵
山田正亮〈Work C.374〉,1968 東京オペラシティアートギャラリー蔵
桑山忠明〈Black〉,1960-66 東京オペラシティアートギャラリー蔵
鄭相和〈無題91-3-9〉,1990(左) 〈無題 90-1-12〉,1990(右) 東京オペラシティアートギャラリー蔵 
榎倉康二〈干渉(STORY-No.45〉,1992 東京オペラシティアートギャラリー蔵
尹亨根〈Under-Blue’77〉,1977 東京オペラシティアートギャラリー蔵
白石由子〈Ripple〉,1988 東京オペラシティアートギャラリー蔵
白髪一雄〈長義〉,1961 東京オペラシティアートギャラリー蔵
内間安瑆〈Space Poem B〉,1974(左) 〈Forest Byobu(Vermilion B)〉,1981(右)
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