今年の7月から10月にかけて東京都美術館で ‘大地に耳をすます 気配と手ざわり展’ が開催されました。本展覧会は、自然をテーマに制作をしている現代作家5名による作品展です。
川村喜一、ふるさかはるか、ミロコマチコ、榎本裕一、倉科光子の各氏。いずれも平面作品が主ですが、絵画や版画、写真など表現する媒体や手法は各々異なり、対象とするモチーフも様々です。
いずれの作家の作品とも、単に自然を写す あるいは描くのではなく、人間やその暮らしとの関わりや、私たち人間がどう自然と向き合い 感じながら生活していくのか、自然との対峙のあり方を投げかけているような企画展でした。
各作家の作品を、展示会場の順に紹介させていただきます。