前回、紹介しきれなかった ‘乙女高原’ の昆虫続編です。

高標高地の草原には蝶だけでなくトンボも沢山飛んでいます。この時期、多いのはアキアカネ。ときにナツアカネやミヤマアカネ。ワレモコウの先端に止まった姿をパシャリ。






ギンヤンマも上空をスイスイ飛んでいましたが、飛翔が早すぎてカメラでの撮影は諦めることに。
一方、高原に咲く花々に集まる訪花昆虫たち。とくに、ミツバチやトラマルハナバチなど蜂の仲間、ハナアブやヒラタアブなどアブの仲間が、マツムシソウやノハラアザミなど色とりどりの花の間を飛び交っていました。







これらの様子を見ていると、つくづく花(植物)と訪花昆虫の間柄は、お互い無くてはならない関係なのだと感心します。





夏が短く季節の変化がはっきりと感じられる乙女高原。季節毎に訪問してゆっくり観察したら、多くの発見がありそうな草原でした。