野鳥観察 2024年4月記 早川町~身延町にて

GWに入り、山林には夏鳥が出揃ってきたとのことで、県南部(峡南地域)の早川町と身延町に出かけてきました。

身延町には2週間ほど前にも訪れたのですが、まだ少し時期が早かったせいか夏鳥を見つけることはできませんでした。経験不足を嘆いたものの再挑戦の今回は、オオルリ、キビタキ、サンショウクイに出会えることを目標に出発しました。

南へ向かう道中、南アルプス市で真っ白なセキレイらしき鳥を見かけ写真に収めましたが、白色部分が多めのハクセキレイでした。とてもきれいな立姿でした。水田地帯は田植え前で、目当てのケリはまだ見かけることができませんでした。

ハクセキレイ(南アルプス市)

早川町に到着し、支流に出るとカワガラスを見つけました。残念ながらピントが合ったのは後ろ姿の写真だけでした。その他、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、水浴びしているメジロなどが何とか見つけられた鳥たちです。また、ウグイスが珍しく高い樹の先端で大きな声でさえずりしていたので写真に収めることができました。

早川支流にて
カワガラス後ろ姿(早川町)
シジュウカラ(早川町)
メジロ水浴び(早川町)
コゲラ(早川町)
ウグイス(早川町)

身延町に移動して、細い林道を上っていくと途中の低木にオオルリが止まっており、運よく写真に収めることができました。オオルリは通常高い木の先端に止まりさえずりしているので、下から見ると白い腹部が大部分を占め、図鑑にあるような濃い青色の姿を見ることは難しいのですが、今回は山林初心者の私の目の前に姿を現してくれ、うれしく思いました。キビタキは大きなさえずりは各所で聞こえるものの、姿を確認することはできませんでした。

オオルリ(身延町)
ダイヤモンド富士(身延町林道にて)

野鳥観察は、まだこれから幾重もの修行が必要だと痛感しました。

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